飲食店を展開「炉端かば」常設こども食堂開設へ「やるなら毎日と決めていた」

山陰を中心に関東・関西にも飲食店を展開する安来市の炉端かばが、安来駅前にある店舗に常設のこども食堂を開設することになり、1日、安来市長に報告しました。

居酒屋・炉端かばを全国に展開するかばはうすホールディングスの松田社長と、ボランティア団体の代表が1日、安来市役所を訪れ、田中市長にこども食堂の開設を報告しました。

7月17日オープンするこども食堂は炉端かば安来駅前本店内で、名前は「ごはんだよ」といいます。

通常の営業スペースとは別におよそ20席を設け毎日、夕方5時半から夜10時まで、高校生までの子どもはもちろん、子ども同伴の大人も無料で、食事することができます。また、夏休みや冬休みなどの期間は、昼ごはんも提供します。

かばはうすホールディングス 松田幸紀 代表取締役
「週1とか月何回では、子どもたちの胃袋は満たされないなとずっと思いがあって、我々、飲食店・レストラン経営者がこども食堂を毎日やるのは、そんなにハードルは高くないと、ずっと前から思っていたので、やるなら毎日と決めていた」

安来市のこども食堂が軌道にのれば、今後、山陰にある炉端かばの他の店舗でも展開していきたいということです。

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