中国3大テレビアワードで『スキップとローファー』アニメ脚本賞受賞 昨年は「金龍賞」も日本初受賞、中国で高評価

DMM.comのアニメーションレーベル「DMM Pictures」製作により2023年に放送されたTVアニメ『スキップとローファー』について、この度中国のテレビアワード「第29回・上海テレビ祭「白玉蘭賞」」アニメーション部門において、最優秀アニメーション脚本賞を受賞したことが分かった。

【画像】贈呈された受賞トロフィー・会場のようす(公式提供)

『スキップとローファー』は講談社「月刊アフタヌーン」にて連載の、高松美咲によるマンガ作品として、既刊9巻の単行本は累計発行部数230万部を超える。地方の小さな中学校から東京の高偏差値高校に首席入学した主人公・美津未とクラスメイトたちが織り成すスクールライフ・コメディとして、昨年4月にTVアニメ化。国内ではTOKYO MXほかで放送され、レビューサービス「Filmarks」の2023年上半期アニメランキングでは1位を獲得する注目を集めた。

海外では「クランチロール(北米)」や「Bilibili(中国本土)」などで配信されており、2023年9月には「第20回中国アニメ・マンガ金龍賞」で海外アニメ賞を日本作品として初めて受賞。2024年には「クランチロール・アニメアワード」で2部門にノミネートされ、評価されているという。

そしてこの度、中国三大テレビアワード「白玉蘭賞」にてアニメ脚本部門賞を獲得したことが公式より発表された。は中国3大テレビアワードの一つで、今年で29回目を迎える。アニメ部門には世界中から100作品以上がエントリーし、その中から10作品がノミネートされる規模で、6月28日に行われた授賞式で表彰された。

出合小都美監督は受賞に際し、「改めて色々な人に届く普遍的なテーマを持った作品なんだと感じました。皆様本当にありがとうございます、そしておめでとうございます!多謝!!」とコメントし、スタッフや声優陣、原作者への感謝の言葉を述べた。

©高松美咲・講談社/「スキップとローファー」製作委員会

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