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猪苗代湖で3人が死傷したボート事故から間もなく4年となるのを前に新たな法規制が始まりました。
再発防止に向けてモーターボートや水上バイクの航行を禁止する区域が設けられました。
猪苗代湖に浮かぶ黄色のブイ。
モーターボートなどの航行を禁止する標識が設置されています。
猪苗代湖では2020年9月、湖面に浮いていた家族らがモーターボートに巻き込まれ、当時8歳の男の子を含む3人が死傷する事故が発生。
再発防止のため福島県は河川法を適用してモーターボートや水上バイクなどの航行を禁止する区域を決め、1日から規制を始めました。
違反した場合は、30万円以下の罰金が科せられることになります。
猪苗代警察署の吉田浩道署長は「新しい運航方法に基づきまして、広報をしっかりすること、あとは警戒をすること、あとは違反者に対しては、徹底した取り締まりをする」と語りました。
警察は1日からパトカーや警備艇による陸上と水上からの警戒や取り締まりを強化し、さらにヘリコプターで上空からも警戒します。
警察や県は出動式のあと、船のレンタル業者などにチラシを配って利用客への周知を呼び掛けました。
猪苗代湖では今回の法規制により、モーターやエンジンがない手漕ぎボートなどを規制する区域も設けられ、安全にレジャーを楽しめる環境づくりが進められています。