理科の実験をした生徒5人が体調不良 鉄と硫黄を化合する実験 病院に搬送 岩手・滝沢市の中学校

岩手県滝沢市の中学校で7月1日、理科の実験をした中学2年生の男女合わせて5人が体調不良を訴え病院に運ばれました。5人とも命に別条はありませんでした

内記和人記者
「現場となった滝沢中学校に来ています。校内では現在、校長が保健所に対して報告を行っているということです」

7月1日午前、滝沢市外山の滝沢中学校で鉄と硫黄を化合する理科の実験をしていた、男子生徒2人と女子生徒3人が体調不良を訴え、正午過ぎに病院に運ばれました。

滝沢市教育委員会によりますと、男子生徒2人には過呼吸などの症状がみられましたが、5人全員に意識はあり、命に別条はありませんでした。

男子生徒1人は2時間目に、ほかの4人は3時間目に理科の実験をしていたということです。

滝沢市教育委員会は「原因はわかっていないが事故がないよう細心の注意を払っていく」とコメントしています。

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