【大雨情報】雨はまだ降る見込み あす2日夜までの24時間降水量 多いところで中国地方150ミリ 近畿地方120ミリ 九州北部地方100ミリの予想【1日午後9時現在】

気象庁は、西日本と東日本では、あす(2日)にかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼び掛けています。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意するよう呼び掛けています。

【画像①~⑫】は、3日(水)午前6時までの雨雲レーダーによる、全国各地の雨の予想です。

[気象概況]
梅雨前線が、華中から対馬海峡を通って本州上にのびています。日本付近の梅雨前線は、あす(2日)にかけて西から次第に北上しますが、引き続き、西日本と東日本では前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になり、前線の活動が活発になる所があるでしょう。

またこれまでに降った大雨により、土砂災害や洪水災害の危険度が高まっている所があります。

[雨の予想]
西日本と東日本では、2日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。

1日18時から2日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
・中国地方 150ミリ
・近畿地方 120ミリ
・九州北部地方 100ミリ
・東海地方、四国地方 80ミリ
・北陸地方 60ミリ

[防災事項]
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。

発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

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