静岡県藤枝市では、２０２４年度のＡＩを活用した相乗りタクシーの実証運行が始まり、藤枝市役所で開業式が行われました。
藤枝市では２０２３年度、静鉄タクシーの１社を運行主体とし２カ月間の実証運行を実施しました。
２０２４年度は、市内のタクシー会社３社が連携し、６カ月間の長期に渡り「ＡＩオンデマンド交通ふじえだｍｏｂｉ」の実証運行をするものです。
開業式では川井敏行静岡鉄道社長が「この藤枝市の実証運行を一つの大きな起点として自治体の皆さんと一緒に新しい交通政策に挑んでいきたい」と挨拶しました。
今回の運行エリアは藤枝市の青島地区と高洲地区に加え、市役所や総合運動公園などの乗降ポイント１８９カ所です。相乗りタクシーは電話やスマホのアプリで予約するもので、１日乗り放題プランが１０００円、また学生の３０日間定額乗り放題プランは３６００円とお得な料金で利用できます。
この「街で相乗りする、ちょい乗りサービスＡＩオンデマンド交通」の実証運行は１２月３１日まで行われ、１万８千人の利用者を目指すということです。
