相模原市は、国内で開発された生成AIについて、職員の半数以上が「活用できる」と答えたと発表しました。
相模原市がNECと共同で検証したのは生成AI「cotomi」で、専用のネットワークを使用するため市が提供したデータを学習できることが特徴です。
検証では過去の議会答弁データを生成AIに学習させ、6月の市議会定例会での44件の答弁案作成に活用。
市は職員を対象に行ったアンケートでおよそ55パーセントが「活用できた」と答えたということです。
一方で、質問の入力方法に工夫が必要など課題も明らかになりました。
結果を受けて市は、プロジェクトチームの設置を決めていて、正しい使い方の周知や新たな活用方法などを検討していくということです。