叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。
6月18日に配信されたエピソードの中で、リスナーからの質問を集める人気コーナー《お聞きします!》の名回答をセレクションした。今回はその中から4つの質問と叶姉妹の回答を紹介する。
《口癖って、ありますか?》
恭子さんは自身の口癖について「そうとは限らない」だとコメントした。
恭子さん「口癖は……『そうとは限らない』じゃない?」
美香さん「そうですよね。よく『どう思いますか?』って言って、私はこうだと思うんですよって話したときに、『そうとは限らないわよ』って言いますもんね」
一方美香さんは、意外なところから自身の口癖を自覚するようになったのだそう。
美香さん「私の口癖は、そんな自分では思ってなかったんですけど、清水美智子さんがお姉さんの真似をされていて、そのついでに私の真似をしてくださっていて、『美香さん、行くわよ』ってお姉さんが言ったときに、私は『はいっ! はいっ!』って言うんです。それが、私そうだったっけ?っていう新しい気づきで。『はい』って結構やっぱり言ってるのかなっていう」
《お買い物の失敗ってありますか?》
今までラグジュアリーな洋服をさまざま身に纏ってきた恭子さんだが、「失敗と思ったことはない」と回答した。
恭子さん「お買い物の失敗って、思ったことはないですよね?」
一方美香さんは、サイズ違いの靴を買ってしまったりなどの失敗があると語る。
美香さん「ないですよね、お姉さんの場合はね。私はいくつかありまして、どうして履けない靴を買うのかとか」
恭子さん「それ失敗じゃないよね。知ってるんだもんね、最初から」
続けて美香さんは、恭子さんの“爆買い”にまつわる失敗エピソードを明かした。
美香さん「だったら……いくつかある失敗のうちの1つ。よくお姉さんが『ここからここまで』って言うじゃないですか。そのときにいくつか私は抜いているんですね。で、抜きそびれたときもあるんですよ。あれは失敗だったりしますね」
恭子さん「あぁ……。変なの」
《鳴かぬなら、お2人はどうされますか?》
戦国武将の性格を表したとされる句にまつわる質問について、恭子さんは以下のように回答した。
恭子さん「鳴かぬなら他のものを連れて行きましょう、でしょう」
美香さん「鳴かぬなら、もし鳴いてほしいときは違う鳥を持ってきてもらうんですか?」
こんな質問の回答にも、恭子さんのマイペースさが窺える。
恭子さん「うん。(1つのことに)こだわらないのよ」
美香さん「その鳥じゃなくて、ほかの鳥でもいいってこと。1つのものに固執しないってことですよね? (鳴かぬなら)鳴く鳥を持ってこよう、ホトトギスみたいなことですか?」
恭子さん「ホトトギスじゃなくていいのよ」
美香さん「なるほど。カナリアとかそういうことですね」
恭子さん「まあカナリアそんな鳴かないけどね」
一方美香さんは、「鳴くまで待つ」と回答し、徳川家康さながらの忍耐力が見受けられた。
美香さん「私はどちらかというと、鳴かないんですから、その鳥に鳴いてほしいのであれば鳴くまで待ちますね。ずっと待ってると思います」
恭子さん「ずっと鳴かなかったらどうするの?」
美香さん「それはそれで……。その鳥に鳴いてほしいんですもんね」
恭子さん「いや、別に」
美香さん「お姉さんに聞いてるわけじゃないです」
《川から桃が流れてきました。どうしますか?》
恭子さんはまず「どうもしない」と回答し、続けて「桃を取ったところで私たちに何かメリットありますか?」とドライすぎるコメントをした。
恭子さん「普通の桃ですよね? 普通の桃でなかったとしても、どうもしないんですが。おそらくそれは、川から流れてくる桃に関しては、もし取って切ったら、桃太郎が生まれてくる話になるでしょう? だから桃太郎は鬼退治に行くんですけども、その桃を取ったところで、私たちに何かメリットありますか?」
美香さんも恭子さんと同じく「そこまでの情熱はない」と回答。物事に執着をしない“叶のポリシー”が窺える。
美香さん「そうですよね……。興味ありますけど、その桃を取ろうとしたら、『あっ!』ってなって、流れていってしまうと思うんです」
恭子さん「美香さんが?」
美香さん「いやいや、私じゃないです。桃が。桃は取れないと思います。だから、それだけの情熱はないかもしれないです」
最後に恭子さんは「桃が取れたとしても、桃太郎が鬼退治に行くのであれば自分たちにメリットがない」と一貫した自身の価値観から、自身の考えをまとめた。
恭子さん「たまたま取れたとしてもよ。仮に取れたとしても、切ったら桃太郎がいて、桃太郎が育ったところで、せっかく育てても鬼退治に行くでしょう。で、あれ? なんか私たちにメリットありますかってなっちゃうわけ」