「イングランド史上最高ゴールだ」主将ケインもベリンガムの“衝撃ゴラッソ”に感服! 劇的同点弾に繋がったロングスローは「練習していた」

【UEFA EURO 2024】イングランド代表 2-1 スロバキア代表(日本時間7月1日/アレーナ・アウフシャルケ)

UEFA EURO 2024敗退危機にあったイングランド代表を救ったMFジュード・ベリンガムの衝撃ゴラッソには、エースにして主将のハリー・ケインも感服だ。

【映像】ベリンガムの「衝撃オーバーヘッド弾」

ラウンド16でスロバキア代表と対戦したイングランド代表は、25分に拙い守備から失点。その後は攻め込むがなかなかゴールを奪えず、時計の針はアディショナルタイムの90+5分まで進んだ。

もう後がないイングランド代表は、敵陣深い位置の右サイドからDFカイル・ウォーカーが一か八かのロングスロー。これをボックス内でDFマーク・グエヒが競り勝つと、ボールに反応したベリンガムが後ろ向きの体勢からオーバーヘッドシュートを炸裂。鋭いショットに相手GKは一歩も動けず、ゴールネットが揺れた。

この劇的同点ゴールで息を吹き返したイングランド代表は、延長開始早々にケインがヘディングでゴールを叩き込んで逆転勝利。辛くも2-1で勝利して準々決勝に駒を進めた。

英紙『Independent』によれば、試合後のインタビューでケインはロングスローについて「私たちはこの1週間、細かい部分まで練習していた。数日前にロングスローの練習をして、必要になるかもしれないと話していた」と語り、さらに次のようにベリンガムを絶賛した。

「ジュードはジュードらしいプレーをしたね。信じられないゴールだったし、おかげでトーナメントで生き残ることができた。我が国の歴史上でもベストゴールの1つだと思う。素晴らしい選手だ。チームのために常に全力を尽くしている」

ベリンガムとケインのゴールで辛くも勝ち抜けたイングランド代表。日本時間7月7日の準々決勝では、前回王者イタリアを撃破したスイス代表と激突する。

(ABEMA/UEFA EURO 2024)

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