7月1日、ブリヂストンはサーキットでのラップタイム短縮を追求したハイグリップスポーツタイヤ『ポテンザRE-10D』を発売した。『ポテンザRE-09D』の後継商品であり、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cupのプロフェッショナルシリーズの競技規定を満たす。同シリーズの新たなタイヤとしてシリーズにも影響を与えそうだ。
ポテンザRE-10Dは、RE-09Dの後継商品として、モータースポーツ活動で培った技術をベースに開発した「断トツ商品」だ。「断トツ」とはブリヂストンの企業としての目標を指す。
RE-10Dはブリヂストン独自のタイヤの接地面を可視化する計測技術『アルティメットアイ』を活用して最適な接地性を追求し、専用設計した新パターンの採用と構造、形状の最適化を実施。またドライ性能とウエット性能をさらに高次元で両立する新コンパウンドも搭載することで、サーキットでのさまざまな場面でのラップタイム短縮を実現したスポーツタイヤとなっている。
このタイヤはTGR GR86/BRZ Cupのプロフェッショナルシリーズの競技規定を満たすもので、ワンサイズであることから同シリーズでの使用が前提と言えるだろう。ブリヂストンでは、GR86/BRZ Cupでの使用可能時期については「競技規定をご確認ください」としている。
商品名：POTENZA RE-10D（ポテンザ アールイー・イチマルディー）
発売サイズ：215/45R17 91W XL 1サイズ（PSR08884）
メーカー希望小売価格（税込）：60,830円（本体価格55,300円）
発売日：2024年7月1日（月）
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