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アッシャーがBETアワードで生涯功労賞を受賞した。先月30日(日)ロサンゼルスのピーコック・シアターで開催された同式典、アッシャーは10代の頃に契約したレーベル、ラフェイス・レコードの共同設立者であるプロデューサー、ベイビー・フェイスとL.A.リードから同賞を受賞し、スピーチ中に感極まる姿を見せていた。
「今夜はこの生涯功労賞でたくさんのことが思い出され祝福される時だ」「この闘いの最中にまだいれることが本当に嬉しく思っている」と話したアッシャー、4人の子供を持つ父親として子供を持つ黒人の父親たちにこう賛辞を送ってもいた。「今夜、家、もしくは会場にいる父親たち。俺はお前たちに立ち上がってもらいたい」「多くの場合、『見て、お母さん、僕やったよ』と子供たちは言い、『お父さん、僕やったよ』と言われる機会はほとんどない」「だから息子たちの大将で、未来の黒人リーダーとなる若者たちのモチベーションになっている全ての男性にこの賞を送らせてもらう。この栄誉を皆ありがとう」
一方アッシャーは元妻のタメカ・フォスターについて言及、自分は新たな一歩を踏み出したとして、「俺は努力しているよ、タメカ」と話し、「この生涯功労賞は受け取るにはまだ早すぎやしないか?」「なぜなら俺は今も走り続け撃ち続けている。8歳の頃の自分のように」と続けていた。
そんなアッシャーを祝福するステージでは、チャイルディッシュ・ガンビーノ、キキ・パーマー、ココ・ジョーンズ、クロイ・ベイリー、ティナーシェ、ラトーらが往年の名曲をメドレーで披露、プロデューサーのジミー・ジャムとテリー・ルイスもアッシャーに敬意を表するスピーチをしていた。
他にも同式典のステージではミーガン・ザ・スタリオンがオープニングを飾り、ウィル・スミスはゴスペル歌手カーク・フランクリンと合唱団と共に新曲『ユー・キャン・メイク・イット」を披露、一方賞レースではキラー・マイクの『マイケル』がアルバム・オブ・ザ・イヤーに輝き、ヴィクトリア・モネは『オン・マイ・ママ』でBETHer賞、更にビデオ・オブ・ザ・イヤーの栄冠も手にした。
タラジ・P・ヘンソンが司会を担当した同式典、ステージのトリはローリン・ヒルが飾っていた。