バルマン、ディズニーとコラボした『ライオン・キング』コレクションを発表

バルマンが、ディズニーとのコラボレーションで『ライオン・キング』コレクションを発表した。2019年のドキュメンタリー作『ワンダーボーイ』で、自身がソマリアとエチオピアの血を引いていることを知ったクリエイティブディレクターのオリヴィエ・ルスタンは、同アニメーション映画の大ファンだそうで、公開30周年を記念したコレクションを手掛ける機会に飛びついたという。

ルスタンはWWDのインタビューでこう話している。「クチュール風にアプローチしたかったんだ」「明らかに『ライオン・キング』はアフリカがテーマで、僕自身の原点に触れるものだと感じた」

ルスタンは、同コレクションで、南アフリカ出身画家のニカ・ムトゥワナとカシアス・クマロ、カメルーン出身アーティストのアンファン・プレコスといったアフリカの新進アーティストたちとタッグを組んでおり、「過去から未来へと、アフリカの強さを示すことが本当に大切なんだ」と続けた。

また、ディズニー・コンシューマ・プロダクツ社長のタシア・フィリッパトスはこう説明する。「このコレクションは『ライオン・キング』のストーリーに深く根ざしており、オリヴィエはこの映画の感情的・視覚的インパクトを理解し、それが私たちが共に創作する原動力となりました」

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