テイラー・スウィフト、アイルランド公演ステージで立ち往生のトラブル

テイラー・スウィフトのアイルランド公演でトラブルが発生した。「ジ・エラズ・ツアー」の一環で開催されたダブリン、アビバ・スタジアムでの2日目となるコンサートで技術的な不具合に見舞われたテイラー、ダンサーの一人に助けられる事態となった。

オンライン上に公開された動画の中でテイラーは『ザ・スモーレスト・マン・フー・エヴァー・リヴド』のパフォーマンス中、立っていた台がステージへ下降せず立往生、正常に作動した別の台に立っていたダンサーのヤン・ラヴニクが駆けつけテイラーを降ろす様子が捉えられている。

その後テイラーは無事振付に戻り、同曲を予定通り歌い終えていた。

一方コンサート中テイラーは、アルバム『フォークロア』について、コロナ禍にアイルランドをインスピレーションに制作されたことを明かしていた。「アルバムの世界観はアイルランドのようなものになると思っていた。色々な人物が登場する物語。みんなが確実に持っているもの。とてもアイルランド的なストーリーテリング」「『フォークロア』全体がアイルランドに属しているけど、このアルバムを作ったのはパンデミックの2日前で私はアイルランドにいなかった」「だから制作中は毎日架空の世界に行くふりをしてアルバムを作らなければならなかった」「正直言ってその世界はアイルランドに似ていたの。今私たちはその場所に戻ってきた!」

更にテイラーはアイルランドの国旗の色であるオレンジのクロックトップにグリーンのスカートのステージ衣装を披露、コンサート前には同国を代表するロックバンドU2から花束と歓迎のメッセージをもらったことをインスタグラムに発表してもいた。

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