【全日本】3冠王者・安齊勇馬 7・13同日興行のノア、マリーゴールドに対抗心「主役は僕が持っていきます!」

7・13大阪で諏訪魔の挑戦を受ける3冠王者・安齊勇馬

全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・安齊勇馬(25)が、ノアと女子プロレス「マリーゴールド」のビッグマッチに対抗心を燃やしている。

13日エディオンアリーナ大阪第2競技場大会のV3戦では〝暴走男〟諏訪魔(47)を迎え撃つ。だが、敵は師匠だけではないという。意識するのが、都内で行われる他団体興行だ。同日はノアが日本武道館、マリーゴールドが両国国技館で興行を開催。ノアにはAJスタイルズ、マリーゴールドにはイヨ・スカイが米WWEから参戦する。

安齊は「AJや(ノアに参戦する)永田(裕志)さんとかの名前を聞けば、僕でも気になります。女子プロレスはあまり見ないのですが、その中でもイヨさんの名前は聞きますし、WWE女子でトップクラスの選手。当然プロレスファンの期待とかもあると思う。向こうからしても他団体を意識して、選手たちも熱が入るだろうし」と表情を引き締めた。

会場規模ではかなわない。だが、大阪では3冠戦のほか王者・斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ) vs 宮原健斗&青柳優馬の世界タッグ王座戦もあることが強みだという。「自分らの団体だけでのタイトルマッチは意味があるなと。よそから呼んだすごい方との対戦ももちろん見たいですけど、鎖国していると言われる全日本がそこに負けない熱のあるリングになれば、全日本がきてるなと証明できると思う」と強調した。

「大阪大会の主役はもちろん、その日のプロレス界の主役も僕が持っていきます!」。若き3冠王者が〝7・13興行戦争〟の話題を独占する。

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