数あるキャンプスタイルの中でも、意外と知られていないのが自転車キャンプではないだろうか。
今回、新しい旅のスタイルを提案する「ジャパンエコトラック」の神奈川エリアで、自転車キャンプに挑戦した編集部。
どんなキャンプスタイルなのか、早速紹介しよう!
サイクリングに力が入っているエリア
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サイクリングのスタート地点は神奈川県相模原市の橋本駅。
ここからゴールである青根キャンプ場に向かう。
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国際的なロードレースが開催されるなど、サイクリングに力が入っているエリアといえる。
マンホールもご覧のとおり。
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自転車キャンプではこのようなサイクルバッグを使うことで、大容量のパッキンが可能になる。
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こちらは電動アシスト自転車。荷物が多くなりがちな自転車キャンプではその効果を発揮する。
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橋本駅から約6km離れた津久井湖周辺で休憩や食事を取る。
ポイントごとにサイクルラックが設置されていて、サイクリストたちに向けたホスピタリティが充実している。
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湖を離れて、道志みちに入り本日の目的地へ向かう。
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チェックポイントをすべて回ると、ジャパンエコトラックのアプリで完走バッジがもらえる。
このバッジを集めるのが楽しくなってくる。
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オリンピックの自転車ロードレースコースでも使われた道路で、上りが続き体力が奪われていく。
ようやくの思いで本日のゴールである青根キャンプ場に到着。
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自転車は荷物が限られてしまうが、参加者が協力しあって充実した夜の食事が完成した。
シンプルな自転車キャンプの魅力
自転車キャンプでは、キャンプ道具をすべて自転車で運ぶ。
そこでコンパクトに収納できるアイテムをセレクトしなければならない。
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自転車の前に並べられたのは、右から椅子、テントのフライシート、テント本体、シュラフ、マットになる。
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荷物をすべて組み立てるとこの状態になる。
椅子やテーブルはなくても大丈夫だが、あると、キャンプの環境が一気にグレードアップする。
その快適性が疲労回復にもつながる。
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荷物を少なくするため、キャンプでの食事では栄養を補給する程度になるのでシンプル。
お湯を沸かすクッカーと、すぐに食べられるクッキーなどがあれば十分といえるだろう。
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今回はチームで行動しているので、朝食もみんなで作り、ぜいたくなブレックファーストになった。
達人の自転車キャンプスタイル
キャンプ道具から自転車選びまで、自転車キャンプの世界は奥が深い。
ここで紹介する沖本真さんもその1人。その自転車キャンプスタイルを見てみよう。
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沖本真さん
普段は美容師をしながら、自転車キャンプツーリズム協会の理事として、BIKE and CAMPという自転車とキャンプをテーマにした旅のイベントの運営に携わっている。
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今回のジャパンエコトラックのツアーに参加した沖本さんの自転車。
テント、寝袋、マット、コッフェル、シングルバーナーなどの調理器具をパッキングしている。
椅子や輪行バッグ、雨具など、すべてがこの中に収納されている。
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手軽に味わえるアドベンチャー感と時間に縛られない自由度が旅感を上げるそうだ。
近場のキャンプ場でも冒険している感覚になれるとも。
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沖本さんのおすすめは輪行。走行距離が少なく、初心者の方も始めやすいとのこと。
慣れてくれば選択肢が増え、目的地が日本中どころか地球上に広がるという。
道志道・相模湖・津久井湖周遊サイクリングルート
今回の取材ではメディア向けに設定した特別なルートだったが、ジャパンエコトラックの設定コースにも似たようなルートがある。
それが道志道・相模湖・津久井湖周遊サイクリングルート。
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橋本駅を出発して津久井湖、そして、東京2020オリンピックの自転車ロードレース競技コースの一部を走り、山や湖などの豊かな自然を楽しみながら相模湖へと抜ける周遊コースだ。
ぜひチェックしてみて欲しい!
出典/ガルビィ2024年7月号