梅雨前線の影響で東日本や西日本は雨雲の通り道となっている。きょう2日(火)も東日本や西日本は梅雨空で、日本海側を中心で激しい雨や雷雨になる所がありそうだ。一方、晴れる沖縄や北日本は暑くなるため、熱中症に注意が必要となる。

東・西日本はぐずつく　日本海側で激しい雷雨のおそれ

　きょうも東日本や西日本では梅雨空が続きそうだ。梅雨前線が北上するため、日本海側を中心に雷を伴った激しい雨や強い雨が降る所があり、大雨となるおそれがある。土砂災害や河川の増水、氾濫、低地の浸水などに注意が必要となる。ただ、きのうよりは雨の範囲が狭くなる見通し。関東周辺は晴れ間のでる時間もあり、雨は午後に所々で降るくらいとなりそうだ。
　最高気温はきのうと同じくらいか高い所が多い見込み。各地とも湿度が高く、蒸し暑いため、熱中症に注意が必要となる。

前線挟んで北と南は晴れて暑い

　北日本と沖縄では高気圧の圏内で、晴れる所が多くなりそうだ。沖縄は夏の強い日差しが照り付け、那覇では35℃近くまで気温が上がる見通し。一方、北日本も日差しが多く、盛岡では30℃まで上がることが予想されている。こまめに水分や塩分を補給し、なるべく日陰を選んで歩くなど暑さ対策はしっかりして過ごしたい。

（気象予報士・多胡安那）