レベル4自動運転技で大手自動車メーカー2社と提携、イスラエル企業が短距離LiDAR納入へ

Innovizの新型短距離LiDAR(イメージ)

イスラエルのInnoviz Technologies(以下、Innoviz)は6月26日、大手自動車メーカー2社(名前は非公表)との間で、レベル4の自動運転テクノロジーに関する提携を結ぶと発表した。

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この提携により、Innovizの新型短距離LiDARが自動車メーカーの自動運転プラットフォームに追加される。商業条件の合意を待って、今後数か月以内の量産化が予定されているという。

高解像度の検出能力と90度以上の垂直視野を持つ新型短距離LiDARは、InnovizTwo Long-Rangeのアーキテクチャに基づいたもの。この新しい設計は、自動車メーカーの厳格なRFQ(見積依頼書)要件に合わせて開発。自動車メーカー2社はそれぞれの自動運転車に複数の短距離LiDARを搭載する計画を立てており、「このパートナーシップは安全で強力な自動運転体験の進展に寄与する」という。

Innovizは、世界の主要自動車メーカーにLiDAR技術を提供し、安全な自動運転車の未来を目指す。同社のLiDARと認識ソフトウェアは、人間のドライバーよりも優れた視認性を持ち、エラーの可能性を減少させると説明する。

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