ヒコロヒー年収1億円超えで“我が世の春” バラエティーからドキュメンタリーまでオファー殺到

ヒコロヒー(C)日刊ゲンダイ

ピン芸人のヒコロヒー(34)の快進撃が止まらない。バラエティー番組のプロデューサーからオファーが殺到中で、現在、年末年始や年明け4月以降の番組出演スケジュールを巡って争奪戦になっているという。制作会社プロデューサーはこう話す。

「今、お笑い、特にバラエティーの世界では間違いなくトップですよ。現在、女芸人で露出が多いのは、ヒコロヒーに続いてやす子が2位ですが、やす子はリアクション芸に近くMCなど番組の回しはできない。ちなみにそれに続いて露出が多いのは、いとうあさこ、福田麻貴(3時のヒロイン)、大久保佳代子(オアシズ)あたりですね」

現在、ヒコロヒーのレギュラーは「キョコロヒー」(テレビ朝日)、「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)、「THE突破ファイル」(日本テレビ系)、「全力!脱力タイムズ」(フジテレビ系)、「5時に夢中!」(TOKYO MX)、「NHK短歌」(Eテレ)などテレビラジオ合わせて合計8本。

しかも、ヒコロヒーを巡る争奪戦はバラエティー番組に限らず、ドラマ・映画、歌番組やドキュメント、さらには報道系番組まで多種多様なオファーが舞い込んでいるという。

■NHKが最もキャスティングしたい部類の芸能人

「なかでも獲得に熱心なのはNHKですよ。NHKスペシャルや来年以降の大河ドラマ、朝の連続テレビ小説からもオファーがいっているようです。確かに学があって文化人の薫りがするヒコロヒーはNHKが最もキャスティングしたい部類の芸能人です。芸人としての話術も巧みですが、演技もうまい。そして教養もある。中退ですが近畿大学文芸学部出身で博学なんです。しかも英語と韓国語はペラペラです」(前出のプロデューサー)

さらに最近は「キョコロヒー」で共演した斉藤京子(日向坂46)と楽曲をリリースするなど、作家業にも進出。今年上梓した処女出版の小説集「黙って喋って」(朝日新聞出版)はベストセラーになり、現在、映画化の企画が進行中。さらに「日本郵政」「アサヒ飲料」など計5本のCMに出演。八面六臂の活躍をみせているだけに、稼ぎもビッグだ。

「最近、期間限定のHulu番組『ミクロヒー』という番組に出演した際に、仲のいい芸人の『きしたかの』の高野正成に年収は1億3000万超えとバラされていたが、事実、1億円は超えています」(事情通)

ヒコロヒーの“我が世の春”はまだまだ続きそうだ。

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