広島国際大学、小中学生向け科学・ものづくり体験講座を開催

by 編集部

小中学生を対象に「科学・ものづくり体験」講座を開催

広島国際大学は、地域の人や学生・教職員がともに学び合う「広国市民大学」において、小学生と中学生を対象に「科学・ものづくり体験」講座を2024年7月20日(土)と7月21日(日)に開催する。

同講座は、科学やものづくりを体験する場を小学生と中学生に提供し、興味と関心を育むことを目的とした夏休み恒例のイベントで、専門家の教員が子供たちをサポートする。

今年度は全12講座を開講し、定員は310名となっている。なかでも、食品から酸性やアルカリ性で色が変わる色素を抽出する「色の変わる水」や金属の種類によって炎の色が変わることを調べる「花火の秘密」は例年人気があるという。

本年度は、虫めがねと段ボール、まな板などを使ってカメラを作り、レンズを通してものを見る実験のほか、革の特徴を学んで自分の名前を彫る講座などを新たに用意する。

小学3年生から小学6年生を対象とした講座では、3次元CADにチャレンジし、3Dプリンターを使ってオリジナルスタンプを作るほか、小学5年生と小学6年生の対象講座では、パソコンでプログラムを作ってmicro:bitを光らせたり、音を鳴らしたりする体験など、年齢に応じたテーマが設定されている。

なお、7月20日(土)は広島国際大学呉キャンパスで開催し、7月21日(日)は広島国際大学東広島キャンパスで開催する。開始時間はそれぞれ異なるが、各日4回の講座が開かれる。

参加対象は小学生と中学生で、参加費は1講座あたり1,000円(材料・運営費を含む)。1日に開催する講座のうち、3講座まで申し込みが可能で、定員を超える申し込みがあった場合は抽選となる。

また、開講講座の日時と内容、定員数、持ち物などはすべて「2024年度 広国市民大学 子ども向け体験講座一覧」で確認が可能だ。事前に専用フォームからの申し込みが必要で、締切は7月6日(土)まで。参加の可否は開講日の1週間前までにメールで通知される。

広国市民大学は、地域連携活動を通じて科学とものづくりに関する教育を推進し、子供たちの好奇心と創造力を育むことを目指している。

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