夏の風物詩 50万本のユリが見頃 色とりどりの花々で「どんでん平ゆり園」は“夢の中”のような景色に【山形発】

夏の訪れを告げるユリの花が、山形・飯豊町の「どんでん平ゆり園」で見頃を迎えている。2024年は平年より1週間ほど早く咲き進んでいるそうで、訪れた人たちは色とりどりの花をゆっくりと楽しんでいた。

まるで“夢の中” カラフルな景色

飯豊町の「どんでん平ゆり園」は、7ヘクタールの敷地に50万本のユリが植えられた東北最大規模のユリ園。暖冬と春の高温の影響で、2024年は園全体で平年より1週間ほど早く咲き進み、6月23日ごろから、色とりどりの花々が競うように咲き始めた。

背丈が大きくピンク色が鮮やかな「ライブリー」や、黄色の花に茶色の筋が入り落ち着いた雰囲気の「ヒノー」など、多くの花が見頃を迎えている。

訪れた人たちは園内をゆっくり周りながら、夏の訪れを告げる美しいユリをカメラに収めたり、近寄って観察したりと、思い思いに楽しんでいた。

神奈川県から訪れた女性は、「見事ですね。広大でいろんな香りがして、夢の中に出てきそう」と、うっとりした様子で話していた。

また、福島県から訪れた男性は「雄大でいっぱい咲くユリを楽しめる。僕の夏の風物詩の一つ」と話し、「来年も来ます」と笑顔を見せていた。

どんでん平ゆり園の今シーズンの営業は、7月14日までとなっている。

(さくらんぼテレビ)

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