大谷翔平の5度目の“栄冠”へ…12発&24打点はリーグトップ 立ちはだかる主なライバルは

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

ハーパーがOPSでは上回るも…現在負傷者リスト入り

自身の持つ日本選手最多記録を更新できるか。ドジャース・大谷翔平投手が6月の月間MVPの有力候補とされている。月間成績は99打数29安打の打率.293、12本塁打、24打点、OPS1.110。“6月男”ぶりを披露した。

月間MVPを受賞すれば、エンゼルス時代の2023年7月以来、自身の持つ日本選手最多を更新する5度目。ナ・リーグでは初受賞となる。12本塁打、24打点はリーグトップだが、ここでライバルたちの成績を見てみる。

脅威となるのは、フィリーズのブライス・ハーパー内野手か。6月は23試合に出場し、打率.374、7本塁打、16打点、OPS1.166をマークしている。5月も大谷と月間MVPを争いハーパーに軍配。本塁打と打点数では大谷がハーパーを大きく上回っている。また、ハーパーは27日(同28日)の試合で途中交代し、負傷者リスト(IL)に入っている。

大谷の同僚、フレディ・フリーマン内野手も好調だ。月間成績は打率.319、6本塁打、19打点、OPS1.033。ムーキー・ベッツ内野手が離脱している中、大谷と共にチームを引っ張っている。他にもダイヤモンドバックスのケーテル・マルテ内野手、レッズのジョナサン・インディア内野手もOPS1超えと好成績だ。

ナ・リーグではベッツが左手を故障し、ハーパーもIL入り。他にも昨季のMVP、ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が左膝の前十字靱帯断裂で今季絶望となっている。パドレスのフェルナンド・タティスJr.外野手も右脚のストレス反応で戦線離脱。“ライバル”がことごとく離脱している現状となっている。(Full-Count編集部)

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