最強ジャッジが異次元の量産“31/83” 止まらぬ猛打…伝説イヤーの「62」超えペース

31号を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

ヤンキースのジャッジはメジャートップの31本塁打をマーク

【MLB】ヤンキース 8ー1 ブルージェイズ(日本時間1日・トロント)

ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は6月30日(日本時間7月1日)、敵地・ブルージェイズ戦に「3番・指名打者」で出場し、初回の第1打席でメジャートップを独走する31号2ランを放った。驚異的なペースで量産するジャッジに、米メディアは自身が持つア・リーグ記録のシーズン62本塁打を更新するペースだと言及した。

米メディア「CBSスポーツ」は、出場試合数で言えば、ジャッジはチームの今季85試合目となるこの今日の試合までに31本塁打を打っている(ジャッジはそのうち83試合に出場している)。出場時間を考慮してアジャストすると、ジャッジは今年58本塁打のペースだ、と伝えた。

さらに同メディアではジャッジがリーグ最多記録のシーズン62本塁打を放った2022年と今季のペースを比較。記事では、2022年は31本目のホームランを7月14日まで打てなかったので、現時点ではその記録より約2週間早いということだ。「今後、目立った怪我を回避できれば、ジャッジは新記録達成に本格的に挑むことができるだろう」と期待していた。

ジャッジは今季はスロースタート。4月22日(同23日)時点で打率.174、出塁率.308、長打率.337にまで沈んだ。ところが、以降の50試合で打率.360、出塁率.480、長打率.854、OPS1.334、17二塁打、23本塁打を記録している。この期間の成績は、62本塁打を放った2022年をも上回っていた。(Full-Count編集部)

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