福岡県で2日昼前にかけ土砂災害に厳重警戒を 局地的に雷伴い激しい雨のおそれも

福岡管区気象台は2日午前5時50分、大雨と落雷および突風に関する福岡県気象情報を発表した。同県では、同日昼前にかけて土砂災害に厳重に警戒を呼びかけた。低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意喚起した。

同気象台によると、梅雨前線が華中から西日本を通って東日本の太平洋側にのびており、今後は次第に北上する見込み。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっている。

このため、福岡県では同日昼前にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがある。また、2日夕方にかけて落雷や竜巻などの激しい突風が発生する可能性もある。

降り始め(6月29日午後3時)から7月2日午前5時までの降水量(アメダスによる速報値)は八女市黒木277.5ミリ▽柳川232.5ミリ▽久留米市耳納山231.0ミリ▽宗像167.0ミリ▽添田町英彦山157.0ミリ―などとなっている。

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