舞やランチで紅花をPR 白鷹・イベント開幕

紅花に彩られた会場で、あでやかな舞を披露するやまがた舞子=白鷹町・パレス松風

 開花期に合わせ、生産量日本一を誇る白鷹町の紅花を1カ月間にわたってPRする「紅花colors(カラーズ)」のオープニングセレモニーが1日、同町のパレス松風で行われた。出席者は町産紅花やトマトなどを使った「紅ランチ」を味わい、やまがた舞子のあでやかな舞を楽しんだ。

 町観光協会(小関吉郎会長)主催の2部制で、県外ツアー客を含む約200人が出席した。やまがた舞子の2人が「紅花摘み唄」など3曲の舞を披露したほか、県産紅餅から作られた紅を唇にさす様子を実演し、紅花由来の美しい色合いをアピールした。

 同協会によると、町内に点在する紅花畑は咲き始めで、白鷹紅花まつりが開かれる6、7日前後に見頃を迎える見込み。町内では今月、紅花畑を会場とした中山風鈴まつり(13~15日)など多彩なイベントが予定されている。紅ランチはパレス松風とイタリア料理店・シャッタカで今月末まで提供される(要予約)。

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