「セイノー旋風巻き起こせ」都市対抗野球へ大垣市が激励会

西濃運輸野球部にエールを送った大垣市の激励会=同市田口町、同社

 社会人野球の第95回都市対抗大会(19~30日・東京ドーム)に4年連続で出場する西濃運輸野球部を応援するため、岐阜県大垣市は1日、激励会を同社(田口町)で開き、政財界の代表者が選手らに激励品を贈って活躍を願った。

 市や同社の関係者、部員ら約60人が参加。石田仁市長は「市民に寄り添う家族のようなチーム。粘り強く力強い野球でセイノー旋風を巻き起こして」とエールを送った。

 石田市長や空英明市議会議長、金森武大垣商工会議所副会頭・市体育連盟副会長、増田常男大垣スポーツマンクラブ幹事らが、佐伯尚治監督や野崎大地主将らに激励品を手渡した。

 同社を代表して、田口義隆セイノーホールディングス社長が「大垣という地はスポーツに理解が深く一体感がある。皆さんの声援に応え、大垣の地に喜びを持ち帰りたい」とお礼。佐伯監督は「大会まで3週間を切った。少しでもいい状態で入りたい」と語った。

 41度目の出場となる西濃運輸は20日、第3試合(午後6時開始予定)で15年連続27度目の出場のJR東日本(東京都)と対戦する。

西濃運輸の野球部員とともにあいさつする田口義隆セイノーホールディングス社長(中央)=大垣市田口町

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