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健康は何よりの財産ですが、健康管理を重視した結果、支出が増えることに悩む人もいるでしょう。本記事では、「日々を心地よく楽しむヒント」と「共感できるツイート」に溢れたX(旧Twitter)が世代を超えて絶大な人気を誇る“91歳インフルエンサー”の大崎博子氏による著書『90歳、ひとり暮らしの知恵袋 お金をかけない素敵な毎日の過ごし方』(宝島社)から一部抜粋し、「好き」をあきらめず支出を抑える「ゆる節約」の方法を紹介します。
月10万円ちょっとでも幸せに暮らしています
私の1ヵ月の生活費は、10万円とちょっと。そう言うと驚く人がいます。持ち家ではありませんが、都営住宅団地に住んでいることが大きいでしょうか。都営住宅団地では、家賃は収入によって決められています。私の場合は収入もないし、高齢者であることも考慮されて、とても安いんです。
日々の生活費については、お金をかけなくても心豊かに暮らせると思っています。だから、きっちりと節約して欲しいものまでがまんしているというわけではないんですよ。
私の楽しみは毎日の晩酌なので、月々1万円ぐらいは、吞(の)み代がかかっています。お値ごろでおいしい、カルディコーヒーファームで売っている1本約700円のワインをまとめ買い。一度に4本、重いけれど手に提げて帰りますよ。
ただ、最近は、何かを欲しい、買いたいとは思わなくなりましたね。生活に必要なものはもうだいたい揃(そろ)っているし、長持ちするものが多いこともあって、今あるもので十分暮らしていけます。だから、できるだけこれ以上ものを増やさないようにしています。
もちろん、お得なことは大好きです。PayPay(ペイペイ)のポイントも貯めていますし、近所の靴屋さんや家電店のポイントもしっかり貯めています。
近所のスーパーでは、いつもはクレジットカードで買い物をしていますが、現金で買うとポイントがお得になる日は、現金で払っています。そのように、工夫しながら買い物するのって、楽しいですよね。
■大崎さんの家計の内訳
食費 3~4万円前後
(食費のうち、お酒代 1万円前後)
クレジットカード利用料 3~4万円
光熱費+通信費 8000円前後
家賃 X万円(秘密です)
ケチケチ節約はしない。でも、できるだけものを増やさないようにしています。
家計簿いらずの家計把握術
家計をきちんと把握したいけど、毎日細かく家計簿をつけるのは面倒……。そんな方におすすめなのが、毎日使った金額だけつける1日1行家計簿日記です。慣れてきたらステップアップしていきましょう。スマホの家計簿アプリを使うのも便利です。
1日1行家計簿日記のすすめ
Step1. 使ったぶんだけ記入する家計簿日記
1日1行日記のように、スケジュール帳などにその日、使った金額(合計でもOK)を記入するだけ。買い物から帰宅したら、忘れないうちにメモしましょう。これだけでも、毎日の変化を把握できます。
Step2. 必需品と余計な出費を分けて記録
1日1行家計簿日記に慣れたら、「必需品の支出」と「余計な出費」に分けて支出を記入しましょう。余裕があれば、必需品は食品と日用品費に、余計な出費は娯楽費(外食や趣味の費用)と特別費(冠婚葬祭費など)に分けると節約ポイントが明確に。
Step3. 削るべき支出をチェックする
食費がかなり増えた、趣味にお金を使いすぎたなど、週1回、支出を見直して使いすぎたと思うところに○をつけましょう。
削るべきポイントが明確になり、決めた予算を守れるようになります。
無料&安価でこまめに健康診断
各市区町村では無料、または安価で健康診断(健診)を実施しています。
検査内容や対象年齢は市区町村によってまちまちですが、身体計測や血圧測定、血液検査や尿検査といった基本検査は無料というところが多いようです。
さらに、がん検診も数百円から数千円、中には無料で受診できるケースもあるので、使わない手はありません。なお、数千円で基本検査を実施しているクリニックもあります。
ポイント1
市区町村の健診は原則として1年に1回(2~5年ごとのケースもあり)。毎年定期的に受診することで、健康管理ができるだけでなく、健康への意識も高まり一石二鳥!
ポイント2
市区町村の健診は住民全員を対象にしているところもあれば、その市区町村の国民健康保険の加入者に限定しているところ、対象年齢があるところなど、条件はそれぞれ異なるのできちんと確認を。
ポイント3
健診が有料という場合でも、民間のクリニックなどで行われている健診よりもはるかに安価で受診できるので、ぜひ利用しましょう。
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年齢を重ねれば重ねるほど、気になるのが顔のお肌の状態。そんなお肌の状態を、無料でチェックしてくれるお店があるんです。お店によっては、無料で簡単な相談やアドバイスをしてくれるところもあるので、一度足を運んでみては?
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