ポルトガル代表は現地時間７月１日、ドイツで開催されているEURO2024のラウンド16でスロベニア代表と対戦した。
序盤から試合の主導権を握って、多くのチャンスを作ったポルトガルだったが、ゴールを奪えずに90分を終える。さらに延長戦ではクリスティアーノ・ロナウドが痛恨のPK失敗。115分には自陣でのペペのミスから大ピンチを迎えたが、GKディオゴ・コスタがビッグセーブで凌いだ。
０－０のまま迎えたPK戦では、その守護神が３本連続でストップ。ポルトガルはC・ロナウドら３人がきっちり成功して３－０で制し、準々決勝進出を果たした。
【動画】ロナウドがまさかのPK失敗で号泣
UEFAの公式サイトによると、この試合のヒーローとなったコスタは「これはおそらく僕の人生で最高の試合だ」と喜びを露わにし、「（C・ロナウドのPK失敗の後）我々は全員、信じ続ける必要があると感じ、最後まで戦い抜いた。とても満足しているよ」と熱戦を振り返った。
また、PK戦については「やるべきことに集中していた」と述べて、以下のように続けた。
「自分の直感に従ったんだ。もちろん、相手のPKキッカーの分析はしたけど、選手は状況によって変化し、シュートの仕方も変わる。チームに貢献できて嬉しいし、とても興奮しているよ」
なお、プレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選出されたコスタは、EURO初のPK戦でゴールを許さなかったGKとなったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
