窓口に木の温かみ、見晴らし良いバルコニーも 16日開庁、本巣市新庁舎で内覧会 

市民の利用頻度が高い窓口が集約された新庁舎1階フロア=本巣市早野、本巣市役所新庁舎

 今月16日に開庁を控える岐阜県本巣市役所の新庁舎(同市早野)の内覧会が催され、2日間の日程で市民ら約1500人が訪れた。

 庁舎は鉄骨3階建てで延べ床面積7793平方メートル。敷地面積は2万9668平方メートルで、駐車場は職員用も含めて約400台のスペースを確保した。建設費は約50億円。

 2004年の4町村の合併以降、市は旧役場を活用した分庁舎方式をとってきたが、新庁舎の開庁に伴って主要な行政機能を集約させる。

 内覧会の来場者は、根尾の木材を使用した温かみのある窓口や、普段は立ち入れない議場内を見学したほか、遠くの山まで見渡せるバルコニーで記念撮影するなどして楽しんでいた。

 市総務課庁舎整備推進室の担当者は「市民にとって使いやすく、職員にとっても働きやすい市役所としたい。庁舎統合が市民サービスの低下につながらないよう努める」と話していた。

見晴らしの良い3階バルコニー=本巣市早野、本巣市役所新庁舎
上空から見た本巣市役所新庁舎=本巣市早野、本巣市役所新庁舎

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