三重の路線価32年ぶりに上昇 近鉄四日市駅前ふれあいモールは35万円

相続税などを計算する際の基準となる今年の路線価が1日公開され、三重県内の評価額の平均は32年ぶりに上昇しました。

国税庁の発表によりますと、三重県内約5000地点の評価基準額の平均は前の年と比べて0.1%上昇し、三重県内の評価額の平均は32年ぶりに上昇しました。

三重県内で路線価が最も高かったのは、近鉄四日市駅前のふれあいモールで、1平方メートルあたり35万円と前の年から6.1%上昇し、14年連続で県内トップとなりました。

一方、三重県内で最も低かったのは尾鷲市古戸町の国道42号通りで、1平方メートルあたり4万6000円と前の年と同じとなりました。

今回32年ぶりに路線価格が上昇したことについて、不動産鑑定士は「桑名や四日市エリアなどで再開発事業が進んだ影響が主な要因」としています。

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