中国人気ドラマ「開端-RESET」が映画版を制作、キャスティングに期待も

2022年にヒットした中国ドラマ「開端-RESET」の映画化が明らかになり、誰が主演を務めるのか話題を集めている。

バス爆発事故の不思議な無限ループが繰り広げるサスペンス作品「開端-RESET」は、俳優バイ・ジンティン(白敬亭)と女優チャオ・ジンマイ(趙今麦)が主演。映画・ドラマ情報サイトの豆瓣(douban)でユーザー評価7.9点を獲得し、22年最初のヒットドラマとなった。

このほど国家電影局が公表した新作映画の制作立案リストの中に、「開端-RESET」の映画版となる「開端之送不到的快遞」が含まれていることが分かった。中国メディアによると、同作は「開端-RESET」の映画バージョンではなく、原作小説の番外編を映画化するもの。バイ・ジンティンが演じた「肖鶴雲」と、速達便の配送員「宋卜道」が無限ループにはまり、送り届けられない速達便の謎と、それに絡む人々を描くものとなる。

中国のネット上では早くもキャスティングが注目され、ドン・ズージエン(董子健)ら複数の俳優が予想されているほか、ドラマ版と同じバイ・ジンティンの出演を望む声も大きい。また、昨年は3本の主演映画が公開され、興行収入が合計120億元(約2660億円)に達したワン・イーボー(王一博)に期待を寄せる声も多い。(Mathilda)

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