井谷、伊藤、前川がパリへ パラ陸上日本代表に内定

【(左から)井谷俊介、伊藤智也、前川楓】

 日本パラ陸連は1日、パリ・パラリンピックの日本代表内定選手21人を追加発表し、三重県ゆかりの選手からは、男子200メートル(義足T64)で井谷俊介(29)=SMBC日興證券、大紀町出身=、男子車いす400メートルで伊藤智也(60)=、バイエル薬品、鈴鹿市出身=、女子走り幅跳び(義足T63)で前川楓(26)=新日本住設、津市出身=が選ばれた。

 井谷は初のパラリンピック代表選出。前川はリオデジャネイロ大会(2016)、東京大会(21)に続く3大会目、伊藤はアテネ大会(04)、北京大会(08)、ロンドン大会(12)、東京大会に続く5大会目のパラ五輪代表入り。

 ランキングに基づき世界パラ陸連から出場枠が配分され、それぞれの団体で選考した。東京大会直前に障害区分が変更されていた伊藤は以前のT52クラスで代表入りを果たした。

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