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【伊勢】三重県伊勢市小俣町新村の約1300平方メートルの水田で、色の異なる稲で巨大な絵を描く田んぼアートが見頃を迎え、ネコをモチーフにした絵柄が鮮やかに浮かび上がっている。31日まで。
農地の環境保全などに取り組む住民団体「水土里(みどり)プロジェクトおばた」(山本一行会長)が、田んぼアートを通じて農業を身近に感じてもらおうと地元の明野小学校と連携して実施し、10回目となる。
5月中旬に5年生103人と住民、苗を育てた明野高校生産科学科の生徒らが田植えを実施。緑や白、黄色など色の違う6種類の稲で、児童がデザインしたネコの絵柄と「げんき」「2024」の文字を表現した。水田の前には観賞用のやぐらも設置されている。
同プロジェクト事務局は「今年はかわいいネコがきれいに見えるので、実際に田んぼに来て見てもらいたい」と話した。