玉縄城の本、図書館でも 鎌倉市内各館で貸出中 鎌倉市

遺構の写真や図が満載の一冊

玉縄城址まちづくり会議(荒井章会長)が8年間にわたり取り組んできた、文化庁地域文化遺産活性化事業の成果をまとめた冊子『鎌倉鎮護、玉縄城の真実』が鎌倉市内の図書館に寄贈され、貸出が始まっている。

同会は、北条早雲が1512年に築城した玉縄城の歴史を調査し、伝える活動を続けてきた。今回の文化庁指定の事業では、「鎌倉・玉縄城址を活かす歴史ミュウジアム」事業と題し、会員が有識者と共に玉縄城址の調査・研究、絵図作成、市民向け企画などを実施してきた。

寄贈された冊子は、市内5つの図書館すべてに所蔵。計6冊が貸出可能で、2冊が館内閲覧可(中央・玉縄)。

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