錦木は西前頭11枚目 大相撲名古屋場所番付

錦木

 【東京支社】日本相撲協会は1日、大相撲名古屋場所(14日初日・ドルフィンズアリーナ)の番付を発表し、岩手県出身力士は幕内の錦木(伊勢ノ海部屋)が西前頭11枚目に番付を下げた。先場所は2度の4連敗を喫するなど波に乗れず、5勝10敗で2場所連続の負け越しとなった。

 負け越した2場所は立ち合いの踏み込みが甘かった。受け身に回って後退する相撲が目立ち、持ち前の怪力を発揮することができなかった。

 番付が前頭11枚目以下になるのは2022年春場所(東前頭16枚目)以来。大きく負けが込めば十両陥落の可能性も出てくる。立ち合いに集中して前に出て、序盤戦から白星を先行させたい。

 幕下は3人。3場所連続で勝ち越した秋良(阿武松部屋)が自己最高位を更新する東36枚目。46枚目に郷土力士が並んだ。4場所ぶりに負け越した漣(伊勢ノ海部屋)が東、3場所連続で勝ち越した時乃平(時津風部屋)が西につけた。

 三段目は早南嶺(武蔵川部屋)が西24枚目から幕下復帰を目指す。序二段は3人。先場所に三段目で負け越した鬨王(伊勢ノ海部屋)が西8枚目に後退。禎ノ花(阿武松部屋)は西38枚目、曽我(伊勢ノ海部屋)は西97枚目になった。

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