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本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「鮪」です。
【Q】「鮪」のひらがな3文字の訓読みは?
「鮪」の読み方は?
魚(さかなへん・うおへん)があることから魚であることは想像できるはず。とはいえ、いろいろな魚がいるため、「なんと読むのか分からない」「予想はできるけど自信がない」という方も多いと予想できます。
ヒントは江戸時代にはすでに”ヅケ”(醤油漬け)で食べられていた魚。
お寿司でも煮つけでもおいしくいただけます。
※「漢検」は公益財団法人 日本漢字能力検定協会の登録商標です。
出典(読み・配当級):『漢検要覧1/準1級対応』(公財)日本漢字能力検定協会
正解は……
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「マグロ」です。
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▶▶▶他の問題にもチャレンジ!!!
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【漢字解説】
「鮪」を辞書で引くと以下のような解説が記載されています。
サバ科マグロ属の硬骨魚の総称。マグロ・メバチ・キハダ・インドマグロ・タイセイヨウマグロの類。〈季:冬〉
出典:広辞苑 電子辞書第六版 岩波書店
鮪と一口で言っても、上記5つの海水魚が含まれています。この中でも、もっとも大きいのがタイセイヨウマグロ。体長2m、体重250kgという立派な体格をしています。この体格だからこそスピードと持続力に対応できるのだそう。
また、地域などによって差があるとはいえ、私たちの食生活においてもっとも身近な鮪はキハダです。キハダはマグロの中でも色が薄く、ピンクに近い色味となっています。鮪の中ではリーズナブルな価格帯で取引されているため、一般消費者がスーパーで手に取ることも多いはず。一方、メバチはキハダよりも割高で取引されている傾向にあります。上品でクセのない味わいが人気ですが、多くの消費者にとって日常食としては手を少々出しにくいかもしれませんね。
「鮪」の解字
魚+有。音符の有は、侑(ユウ)に通じ、食事をすすめるの意味。祖先を祭るときにすすめ供える魚の意味を表す。
出典:新漢語林 第二版 大修館書店 電子辞書版
鮪は商売繁盛を願ってお供えする魚としても知られています。昭和45年から水産物組合は商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社・西宮神社(兵庫県・西宮市)に鮪を奉納しています。また、京都ゑびす神社(京都府・京都市)においても漁業の神である恵比須様に招福まぐろ奉納といって鮪をお供えしています。
※問題解説:オトナサローネ編集部
(意味や語源などは諸説ありますが、広く一般に知られているもので解説しています)
参考サイト:National Geographic『動物図鑑』