イトーヨーカ堂（東京都）は、「食」を中心とした成長戦略を推進しており、2024年3月に「リテールメディアプロジェクト」を発足し、7月1日より本格的にリテールメディアを開始した。
同プロジェクトは、小売業の課題の一つである商品特性や作り手の想いが店頭で十分に伝わらないという問題を解決し、買物に対する新たな体験価値の提供を目的とする。
具体的な取り組みとして、約300万人の利用者を持つイトーヨーカドーアプリ内での広告・クーポンやイトーヨーカドーTV（サイネージ）、ホームページ、LINEなどを活用した情報発信に加え、新たに7月1日からは紙媒体の売場連動型フリーマガジン『はとぼん』をスタートする。
『はとぼん』は、メーカーと連携し、商品開発の背景やこだわりを伝えることで、商品の魅力を深く掘り下げ、商品のストーリーを楽しく読める冊子を目指す。
デジタルだけでなく、商品の特性や作り手の想いを最大限に伝えるコンテンツを作成するため、社内に専門の編集チームを新設し、店頭の掲示物からデジタルまで横断したコンテンツの配信を行う。また、アプリやLINEなどでもコンテンツの配信をしていく予定だ。
『はとぼん』の第1特集では、イトーヨーカ堂の総菜100品をランキング形式で紹介し、第2特集では今年の暑い夏にぴったりなスイーツを紹介する。
《『はとぼん』概要》
■発 行 日：毎月 1 日発行
■ページ 数：20 ページ
■発行部 数：5 万部
■配布店舗数：イトーヨーカドー42 店舗で配布
■配布店 舗：アリオ葛西店、アリオ蘇我店、アリオ川口店、アリオ亀有店、アリオ西新井店、アリオ北砂店、アリオ橋本店、アリオ深谷店、アリオ鷲宮店、ア リオ上尾店、アリオ市原店、ア リオ柏店、グランツリー武蔵小杉店、久喜店、武蔵境店、松戸店、船橋店、上永谷店、昭島店、和光店、我孫子店、三島店、赤羽店、大井町店、南大沢店、能見台店、幕張店、横浜別所店、甲府昭和店、川崎店、木場店、大和鶴間店、湘南台店、立場店、国領店、大宮宮原店、大森店、四街道店、三郷店、ららぽーと横浜店、武蔵小金井店、曳舟店
※配布店舗は変更になる場合あり
