体操=バイルスがパリ五輪の米代表入り、東京で金のリーも

[1日 ロイター] - 体操のパリ五輪米国代表選考会が6月30日に行われ、女子個人総合で117.225点をマークして優勝したシモーン・バイルスが3大会連続の代表入りを決めた。

バイルスは2016年リオデジャネイロ五輪で4冠を達成。21年の東京五輪ではメンタルヘルスの保護を理由に一部競技を棄権したが、23年8月から競技に復帰していた。

バイルスは米NBCのインタビューに「東京での演技後、まだやり切ってないと分かっていた」とコメント。「ジムに戻って懸命に練習し、プロセスを信じれば復帰できると思っていた」と語った。

東京五輪の女子個人総合金メダルのスニーサ・リーも111.675点の2位で五輪代表入りが決定。2回の腎臓病を克服して復帰したリーは「1年前にはこうなることを想像もしていなかったので感謝している。こんなことが可能とは思っていなかった」と涙ながらに話した。

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