東京タワー商業ビル1~3階 民間初のクーリングシェルターに

港区は、熱中症を予防しようと、暑さをしのぐためのクーリングシェルターに「東京タワー」を指定しました。民間施設としては、区内で初めてです。

港区ではこれまで、区が所有する施設を熱中症予防のためのクーリングシェルターとして指定してきましたが、これから来る可能性のある災害級の暑さに備えるため、

今回、民間施設では初めて東京のシンボルである「東京タワー」を指定し、7月1日午前、区とTOKYO TOWERが協定の締結式を行いました。

記者:「クーリングシェルターに指定された東京タワーのスペースに来ています。とても涼しく感じていて、このような買い物しなくても座れるソファーもあります」

シェルターとして利用できるのは東京タワーの1階から3階で約100席が設置され、自由に涼むことができます。

「熱中症特別警戒アラート」が発表されている間だけでなく、通常時も、暑さをしのぐために利用することができます。

港区 清家区長:「この夏本当に暑くなるし非常に危険だと言われているので、東京タワーでまずこういうクーリングスポット認定していく、そしてこれから民間のそうした施設に広げていくということが非常に重要なことだと思っています」

区は今後も、気軽に涼める場所を区内に増やしていく方針で、民間施設などのシェルターも積極的に指定していくとしています。

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