大阪メトロアドエラら6社、OOH広告効果の調査を実施 生成AIなどを駆使して科学的に分析

大阪メトロアドエラは、6月25日、電通、博報堂DYメディアパートナーズ、Hivestack Japan、パス・コミュニケーションズ、日本広告業協会/OOH新共通指標策定プロジェクトの5社と共同で、OOH広告のクリエイティブに関する調査を実施した。

同調査では「サリエンシー(目立ち度)」に注目し、広告効果を向上させるクリエイティビティについて、科学的分析を目指して実施した。

調査研究には、VRアイトラッキングや脳科学を活用した歩行中に本能的に目を引く要素の解析、生成AIを活用してデジタルポスターや動画を作成し注目を集めるOOH広告のクリエイティビティを調査するなど新しいテクノロジーを多数活用。従来行われてきたような広告接触者へのアンケートだけでは把握しきれなかった広告接触時の無意識下の反応や、受動的な広告接触を通じたOOH広告効果の分析が可能になる。

同調査の結果を基に、OOH広告のアテンションを高めるための要素をまとめ、効果的な広告クリエイティブ制作に役立つ知見を共有。広告主企業のアテンション効果とクリエイティビティの向上を支援する。

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