忘れがちな『洗濯機の糸くずフィルター』のお掃除…しないで放置するとどうなる?4つの悪影響とは

『洗濯機の糸くずフィルター』のお掃除、忘れていませんか?

毎日忙しくて後回しにしてしまいがちな、洗濯機の糸くずフィルターの掃除。ちょっとくらいサボっても大丈夫と思っていませんか?そのわずかな油断が、思いがけないトラブルを招いてしまうかもしれません。

糸くずフィルターの掃除をサボると、どのようなことが起きてしまうのでしょうか?

『洗濯機の糸くずフィルター』のお掃除をサボると起きる4つの悪影響

洗濯機の糸くずフィルターの掃除をサボると、以下のようなことが起きやすいです。

1.細菌が繁殖しやすくなる

糸くずフィルターの中には、以下のようなものが回収されています。

  • 衣類の糸くず
  • 髪の毛
  • ホコリ

糸くずフィルター内は汚れがたまるので、雑菌が繁殖しやすいです。そうなると、カビなどの繁殖にもつながるので、洗濯物に嫌なにおいがついてしまう可能性があります。洗濯機内にも悪臭がこもりやすくなるので、洗濯機を開けたときにむわっとした嫌な臭いが漂ってくるかもしれません。

2.ゴミが回収できないので、衣類に糸くずが付着して仕上がる

糸くずフィルターがゴミでめいっぱいになっているということは、本来糸くずフィルターに回収されるべきゴミが回収しきれず、衣類にこびりついたまま洗濯が完了することにつながります。そのため、仕上がった衣類に濡れた髪の毛や水分を含んだほこりなどがこびりつきやすくなるのです。

服についている汚れを捨てればよいと思うかもしれませんが、濡れているため取り除きにくく除去に時間がかかります。

3.洗濯機が故障する可能性がある

洗濯機にある汚れを糸くずフィルターが回収することで、排水溝に汚れが流れずに済んでいます。そのため糸くずフィルターがゴミでめいっぱいになっていると、糸くずフィルターで回収すべきゴミが排水溝に流れてしまいます。

小さな汚れが蓄積すると、排水溝が詰まり洗濯機も正常に働かなくなってしまうので注意しましょう。掃除しないまま継続使用すると、最悪の場合洗濯機が故障するかもしれません。

4.フィルターが破損する

糸くずフィルターにゴミをためっぱなしにしておくと、糸くずフィルターに大きな負荷がかかってしまってフィルターに穴が開くなどの破損がみられやすくなります。

破損した糸くずフィルターを使用していると、隙間からゴミが漏れ出してしまうので糸くずフィルターの機能を十分に果たせなくなる可能性が高いです。

『洗濯機の糸くずフィルター』の、正しいお掃除方法

洗濯機の糸くずフィルターのメンテナンス方法は、以下の通りです。

  • ネットタイプ…糸くずフィルターを取り出して乾燥させてゴミを取り除き、ネットをひっくり返して水に浸けて歯ブラシなどで細かな汚れを除去し、漂白剤につけて殺菌消毒して、日陰干しして乾燥させる。
  • プラスチックタイプ…ケースを取り外して中のゴミを取り除き、歯ブラシで細かな汚れを落として、漂白剤につけて殺菌し、日陰干しで乾燥させる。

糸くずフィルターの掃除目安は、1週間とされていることが多いです。しかし、必ずしも1週間で掃除をしなければならないわけではありません。

出張や旅行でまったく汚れがたまっていないのであれば、汚れがたまってから掃除をしても大丈夫です。1週間待たずして糸くずフィルターにゴミが詰まっているのを確認出来たら、その都度掃除を行いましょう。

まとめ

洗濯機の糸くずフィルターは、ゴミがたまったタイミングで掃除を行いましょう。ゴミがたまったまま継続使用すると、思いもよらないトラブルを招く恐れがあります。

© 株式会社シュフーズ