日本のラーメン店のイヤホン禁止に中国ネット「じゃあ音出していい?」

日本の人気ラーメン店の店主が客に対して「イヤホンをつけるのをやめてほしい」と訴えたことが、中国でも注目されている。資料写真。

日本の人気ラーメン店の店主が客に対して「イヤホンをつけるのをやめてほしい」と訴えたことが、中国でも注目されている。

テレビ朝日によると、東京・早稲田にあるラーメン店「武道家 本店」の店主、滝坂滋晃さんはX(旧ツイッター)への投稿で、「店内でイヤホンつけるのやめてほしい」とし、その理由として「ラーメンのお好みを伺っても聞こえてない」、「ラーメン出す時にお声がけしても聞こえてないから受け取ってくれない」、「イヤホンつけて動画見ながら食べてるから店の回転が悪くなる」ことを挙げた。

中国SNSの微博(ウェイボー)で350万人超のファンを擁する香港フェニックステレビ駐東京首席記者の李淼(リー・ミャオ)氏など複数のアカウントがこの話題を取り上げ、店主の訴えに対し、日本国内で賛否の声が挙がっていることを紹介した。

ウェイボー利用者からは「イヤホンをつけるのをやめてほしい?。じゃあ音出していいの?」「この店主は、イヤホンの外音取り込み機能を知らないのかな?」「人と接する時にイヤホンをつけたままというのは、やはり失礼にあたると思う」「よほどの事があってこの投稿に至ったんだと思う」「店には方針やルールを決める自由があるし、客にもその店に行くかどうかを決める自由がある」「私は外食時にイヤホンをつけたりはしないが、こういう店に行きたいかと聞かれたら、行きたくない」などのコメントが寄せられた。

ウェイボー上では、この話題に関連し、「飲食店が客に対して食事中のイヤホン着用を禁止するのをあなたは受け入れられるか」についてアンケートも実施されている。

記事執筆時点で1897人が回答し、「受け入れられない」が68%、「受け入れられる」が20%、「どちらでも構わない」が12%だった。(翻訳・編集/柳川)

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