車いすラグビー・橋本、陸上400・佐々木がパラ代表に 福島県関係

車いすラグビーの橋本勝也(左)、陸上の佐々木真菜

 日本車いすラグビー連盟と日本パラ陸連は1日、パリ・パラリンピックの日本代表内定選手を発表した。福島県関係では、車いすラグビーで橋本勝也(22)=日興アセットマネジメント、田村高卒、パラ陸上の女子400メートル(視覚障害T13)で佐々木真菜(26)=東邦銀行、県立盲学校高等部卒=が選ばれた。2人はともに2021年の東京大会に続く2大会連続の代表入りとなった。

 橋本は三春町出身。先天性の四肢欠損で左右の手指は2本。16年から本格的に競技を始め、18年に日本代表強化指定選手に選出。東京大会にはチーム最年少で代表入りし、銅メダル獲得に貢献した。パリ大会もチーム最年少として臨む。

 佐々木は福島市出身。難病の無虹彩症で生まれつき視覚障害がある。16年に東邦銀行陸上部に入部。400メートルで57秒72のアジア記録を持ち、同種目で東京大会は7位、今年5月のパラ陸上世界選手権は5位だった。

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