NZ企業信頼感、第2四半期も悪化 高金利の需要圧迫続く

Lucy Craymer

[ウェリントン 2日 ロイター] - 民間シンクタンク、ニュージーランド経済研究所(NZIER)が2日発表した第2・四半期の企業信頼感は前期からさらに悪化した。

業況全般が「改善する」と回答した企業から「悪化する」と回答した企業を引いた割合はマイナス44%で、前期のマイナス25%から拡大した。

高金利が引き続き需要の重しとなった。企業信頼感は2021年第3・四半期からマイナスとなっている。

NZIERはこの結果について、今後1年は金利上昇と不確実性の強まりから国内景気が引き続き減速する可能性を示唆していると分析した。

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