齊藤京子「ええ~すご~い!」24時間自動販売機の下を漁ったら、いくら見つかるのか?驚きの金額が…

麒麟の川島明とtimeleszの菊池風磨がダブルMCを務めるバラエティー番組『別に知らんでええねんけど…~誰かに話したくなる11個のこと~』が、6月27日に放送された。

この番組では、「別に知らんでもええねんけど、知っていたら誰かに説明したくなる」をテーマに、日常の素朴な疑問について調べる。「聞いてよかった!」と思ったらスタジオの出演者は感謝を伝えるのが決まりだ。

提示されたのは「24時間自動販売機の下を漁ったらいくら見つかる?」というお題。このお題を聞いて、伊集院光は「よくこんな逸話を聞くけども、実際自分たちでやるのイヤだしね」と正直にコメントした。このお題の調査をするのは、現役弁護士芸人のこたけ正義感。万が一不審者扱いされてもなんとかなりそうな人として選ばれた。

午前10時、現金使用率が高いのではないかという予想のもと、巣鴨で調査が開始された。こたけははいつくばって自動販売機の下を懐中電灯で照らし、小銭を探し始めたが、なかなか見つからない。6台目にして初めて10円玉を発見。こたけは、「これを持っていった場合、窃盗罪になるんです。交番に届けるために拾っただけなんで。自分の物にしようとする意思がなければ窃盗罪になりませんから」と現役弁護士らしく法律の知識を披露。結局、巣鴨で自動販売機19台の下を探して、見つかったのは20円だった。

その後、板橋区や神奈川県相模原市、高円寺、下高井戸、赤羽などの自動販売機の多そうなエリアを巡り、雨の中夜を徹して自動販売機の下を漁り続けた。結局こたけは24時間で350台を調査し、時間切れ。憔悴(しょうすい)しきったこたけは「こんなに大変だと聞いてなかったので。読売テレビさんですか?訴えます」と恨み言を言ってスタジオの川島を笑わせた。

今回、24時間で350台を調査した結果、見つかったのは、なんと2,227円。意外と多いその額に、齊藤京子は思わず「ええ~すご~い!」と声を漏らした。VTRを見終わったスタジオの面々は、「こたけくん、ありがとう~」と、体を張って調査をしたこたけに感謝を伝えた。

続いてのお題は、「高校の部活、なんで硬式野球部じゃなくあえて軟式野球部に入った?」というものだ。意外性のあるこのお題に、川島は「これ一番どうでもよくないですか」と辛辣(しんらつ)なコメント。甲子園という憧れの大舞台を目指す硬式野球部員が全国に13万人いるのに対し、軟式野球部員は8000人。ルールは全く同じであるのに、なぜあえて軟式野球部に入部するのか。それを解明すべく、番組は大学の軟式野球チームや社会人チームに所属する500人以上に聞き取り調査を行った。

すると、返ってきたのは、「坊主がイヤだった」「デッドボールが硬式より痛くない」「硬式をやるとレギュラーになれない」という後ろ向きな答えばかり。さらには、「大会に応援が来ない」「硬式野球部員にバカにされる」という悲しすぎるあるあるエピソードまで出てくる始末。これにはスタジオの川島も「あんまりやろそれは」と思わず同情した。

しかし、調査を続けると「硬式と比べてなかなかホームランが出ないため、緊張感がとてもいい」「1点を争う試合が多く、ピンチになった時に守備でしのいだ時が楽しい」というポジティブな入部理由を話す人も。硬式球と比べ、軟式球は長打が出にくく、軟式野球は「1点の重み」が違うのだという。過去には、2014年全国大会準決勝、中京高校vs崇徳高校の一戦はなんと4日間かけて延長50回という死闘が繰り広げられ、伝説の名勝負として知られている。

ネガティブな理由とポジティブな理由があるという調査結果に、川島と伊集院は「ありがとう」と言ったのに対し、齊藤と菊池は無言。川島が「これは2対2の…」と振ると菊池がすかさず「延長ですか?」と聞き、川島は「翌日もう1回聞きます」と返してMC2人の見事なコンビプレーに、スタジオは笑いに包まれた。

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写真提供:(C)YTV

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