仙台市が、去年夏から今年の春にかけて行った「ひきこもり」に関する調査で返信のあった世帯のうち、1割から「ひきこもり状態の人がいる」と回答がありました。
郡和子仙台市長： 「ご自身、家族についていろいろなためらいを持ちながら、回答頂いたと思う。本市としてもしっかり応えていかないといけない」
仙台市による「ひきこもり支援ニーズに関する調査」は去年8月から今年3月にかけて15歳から64歳がいる40万8759世帯を対象に行われました。回答があったのは3万3959世帯で、このうち「ひきこもり状態の人がいる」と答えた世帯は、3325世帯でした。性別は、男性が48.4%女性が47.5%となっています。
郡仙台市長： 「女性が家にいても家で家事や子育てをしているのではと、あまり表面化しなかった。女性の（ひきこもり）もこれぐらいいると調査で明らかになり、そうした裏付けになった」
郡市長はこのように述べ女性への対応を含め今後のひきこもり支援を検討したいとしています。
