【旅行貯金のコツ】旅行費用を計画的にお得に貯める方法

日ごろのリフレッシュを兼ねて、旅行を趣味にしている人は多いでしょう。「旅行のために貯金をしたい」「少しでもお得に貯めたい」と考えていませんか?

計画的に旅行資金を準備するためには、自分に合った貯金の方法を知ることが大切です。

この記事では、旅行貯金のやり方や目標金額・貯蓄期間の決め方、おすすめの旅行積立サービスについて解説します。

この記事でわかること

  • 旅行貯金のやり方
  • おすすめの旅行積立サービス

旅行貯金の目標金額と貯蓄期間の決め方

旅行に必要なお金は、行き先や目的、季節、人数などによって変動します。旅行貯金を成功させるために、目標金額や貯蓄期間を決める方法を紹介します。

旅の目的と旅行プランを立てる

まずは旅行の目的や行き先、時期、日数などを明確にしましょう。

  • 目的:ショッピング、観光、アクティビティ、癒し
  • 行き先:国内、海外
  • 時期:3連休、お盆休み、年末年始
  • 日数:短期、長期

行き先が同じでも、目的や時期が異なれば、予算も大きく変わってくるでしょう。

例えば「夏休みに北海道に行く」とすると、飛行機代やホテル代は通常よりも高額になるでしょう。時期をずらすことができれば、同じプランでも旅費を抑えることが可能です。

旅行プランが決まると、貯蓄や節約のモチベーションも高まるでしょう。

予算を決める

次に、決めた旅行の目的やプランを実現するのに必要な費用を調べましょう。おおよその金額がわかることで、貯金できそうか、日数や交通機関などを変更した方がよいかなど、さまざまなことが見えてきます。

観光庁の調査によると、国内旅行1回の1人あたりの出費は以下の通りです。

  • 宿泊旅行:6万3212円
  • 日帰り旅行:1万9023円

上記支出額には交通費、宿泊費、飲食費、買い物代、娯楽費等が含まれます。例えば、家族4人で宿泊旅行をすると、単純計算で約25万円(6万3213円×4人)かかります。

旅行の全体像が見えてきたら、具体的な目標貯金額を決めます。目標金額が明確になることで、毎月の貯金額や節約した方がよいものも明確になります。

例えば、目標金額が10万円で期間が4ヵ月あれば、ひと月あたり2万5000円の貯金が必要です。貯金できなければ、フリマアプリでいらないものを売る、お昼はコンビニではなくお弁当を作るなど工夫しましょう。

無理のある金額を設定するとストレスになり、計画的に貯金できないこともあります。現実的な目標を設定するのがポイントです。

旅行貯金のやり方

旅行資金を準備する方法は、以下の2つがおすすめです。

  • 旅行貯金専用口座で貯蓄する
  • 旅行積立でお得に貯める

旅行貯金専用口座で貯蓄する

使っていない銀行口座があれば、その口座を旅行貯金用にしてみましょう。普段使いの口座と別に管理することで、貯金額がひと目でわかり、目標達成まで着実に貯められます。

自動振替サービスで通常の口座から専用口座に移動させ、手間をかけずに貯めることも可能です。

一方で手数料がかかるケースもあります。簡単に引き出せることから、急な出費が発生した際に使ってしまうこともあるかもしれません。「毎月の月末に3万円貯める」など、目標を決めることをおすすめします。

旅行積立でお得に貯める

少しでもお得に準備したければ、旅行会社や航空会社が販売する旅行積立サービスがおすすめです。

毎月決まった金額を積み立て、受け取る際には積み立てた総額に「サービス額」がプラスされます。

利率が年0.5?3%程度と高めなこともメリットです。普通預金では金利0.02%程度であることを考えると、より効率的にお金を貯めることできます。

ただし貯めたお金は、その会社の旅行券としてしか利用できません。商品によっては旅行券に期限があります。途中で解約しても旅行券での受け取りとなる点は注意してください。

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おすすめ旅行積立サービス比較

おすすめの旅行積立サービスは以下の4つです。

  • ANAトラベラーズ ANA旅行積立プラン
  • JTB たびたびバンク
  • 日本旅行 ドリームプラン
  • HIS 旅行積立 貯めチャオ

ANAトラベラーズ ANA旅行積立プラン

ANA旅行積立プランは、大手航空会社のANAが提供するサービスです。あらかじめ満期旅行券額を設定し、「一括」もしくは「毎月」で支払います。そして満期になったら、「ANA旅行券」として受け取ります。

クレジットカードの支払いではANAカードを利用でき、貯まったポイントをマイルに交換できます。ANAカードを使っている人におすすめです。

また6ヵ月以内に再度申し込めば、新規満期額10万円ごとに、1,000円分の特典旅行券を受け取れる「リピート申込み特典」があります。ハワイ限定のプランもあり、年利3.8%とお得です。

ANA旅行券には5年の有効期限があり、ほかのサービスよりも期限が短いのがデメリットです。

JTB たびたびバンク

JTBが提供する「たびたびバンク」は、大手旅行会社のJTBが販売しています。専用のカードを受け取り、国内・海外のパッケージツアーや宿泊費用、国際航空券などに利用できます。

専用のカードの有効期限は10年と長く、急な予定で旅行ができなくなった際にも柔軟に対応できます。

ANAと同様、満期があるプランのほかに、積立の満期がないフリープランもあります。フリープランでは積み立てながらも好きなタイミングで積立金額を利用できます。旅行の時期が具体的に決まっていない人に特におすすめです。

注意点は、フリープランの利率が0.8%であることです。フリープランでは自由度が高い反面、利率が低くなります。

日本旅行 ドリームプラン

日本旅行の「ドリームプラン」は、積立をしていき、満期を迎えると一定のサービス額をプラスして受け取れるサービスです。翌々月5日から口座振替がスタートし、最終の支払い日から30日以内に「ドリーム旅行カード」として受け取りが可能です。

公式サイトで積立シミュレーションができ、申し込み前にサービス額がいくらもらえるのか把握できます。またドリーム旅行カードには期限がなく、期限切れの心配がありません。

一方でJTBと比べると商品のバリエーションが少なく、希望する行き先や日数のプランがない可能性もあります。クレジットカードで支払いができず、ポイントが貯まらないのもデメリットです。

HIS 旅行積立 貯めチャオ

HISの「旅行積み立て 貯めチャオ」は「毎月払いコース」「ボーナス併用払いコース」「一括引き落としコース」「一括払いコース」とバリエーションが豊富です。全国に支店があり、わからないことは直接相談できるのも利点です。

ほかの会社と比較して、積立金の上限がないのが特長です。より多くのお金を準備したい人に向いています。

また、満期時に受け取るHIS商品券「SKY」には有効期限がありません。旅行の時期が具体的に決まっていなくても利用しやすいでしょう。旅行プランが充実している点もHISの魅力です。

注意点はクレジットカード払いができないことです。ポイントを貯めたい人には適していないでしょう。

旅行積立サービスを選ぶポイント

旅行積立に申し込む際は、以下についてチェックすることをおすすめします。

  • 利率
  • 積立方法(一括・毎月など)
  • 支払い方法(銀行振込・銀行引き落とし・クレジットカード払いなど)
  • 最低積立金額
  • 旅行券で選べるプラン
  • 特典

満期で受け取れる旅行券はその旅行会社・航空会社でしか使えません。申し込み時の手軽さ・お得さだけでなく、満期後のことも踏まえて検討しましょう。

まとめ

家族や友人との思い出作りに、そして自分へのご褒美として旅行を考えている人もいるでしょう。理想の旅行を叶えるためには、行き先や人数、季節などに応じて目標金額を決め、その金額を達成できるよう貯金することが大切です。

気になる旅行積立が見つかったら、公式サイトや店舗にて申し込んでみましょう。その際には具体的にいくらお金が増えるか明確にすることをおすすめします。わからないことがあれば、スタッフに相談しましょう。

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