ヴォクシーの初期費用は300万円以上？
大胆なデザインも特徴的なヴォクシーは、エンジンや駆動の種類、乗員人数などによってさまざまなグレードが用意されています。例えば、ハイブリッド車の「S-G E-Four（7人乗り）」の本体価格は366万円で、ボディカラーやタイヤホイールなどのオプションをつけない場合は税金や諸費用込みで約378万円です。
ガソリン車のエントリーモデルだと車両本体価格が300万円台前半に下がるケースもありますが、それでも税金や諸費用を合わせて約333万円かかるため、決して安いわけではないことが分かります。
ノアはヴォクシーよりも安い？
ノアは特に子育て世帯を中心に多くの人が検討するといっても過言ではない車種の1つです。こちらはハイブリッド、ガソリン車ともにヴォクシーよりも多くのグレードやモデルが展開されています。ヴォクシーと同様にエンジンや駆動の種類、乗員人数、オプションの有無などによって支払総額は変化します。
例えば、ハイブリッド車「S-G E-Four（7人乗り）」の車両本体価格は361万円、オプションは全くつけずに税金や諸費用を合わせると支払総額は約373万円となり、ヴォクシーの同じ名前のグレードと比べると約5万円安いです。
これだけを見ると、「ノアはヴォクシーよりも安い」と考える人もいるかもしれませんが、装備や車内環境などは車種やグレードによって大きく異なります。
例えば、車両本体価格のみで比較しても、ノアのハイグレードのハイブリッド車は約390万円かかる一方で、ヴォクシーのガソリン車のエントリーモデルは309万円です。どちらが得になるのか一概にはいえないでしょう。
価格以外で大きな違いはある？
マイカーの購入を検討する際は初期費用や定期的に発生する維持費の規模を把握したい人も多いかもしれませんが、価格面以外で大きな違いはあるのでしょうか。
外観デザインや室内空間、走行性能、燃費などで細かい違いはありますが、オプションをつけて自分好みに大きくカスタマイズしない限り、一般的には目に見えて大きな違いはないと思われます。
もちろん考え方や判断基準は人それぞれですが、例えばボディーカラーや外観、荷物エリアを含む室内空間などを考慮して、日常生活での想定される利用シーンと照らし合わせながら検討してみましょう。
まとめ
本記事では大きめのミニバンで比較されることも多いトヨタ自動車のヴォクシーとノアをとりあげ、どのような違いがあるのか、本体や維持費などを含めコスパを考えたらどちらがおすすめなのか解説しました。
初期費用だけでなく維持費も気になりますが、駐車場代は都市部と地方では数万円単位の差が発生することも多く、生活環境次第で経済的負担は大きく変わることもあります。最終的には価格面が重視されるケースが多いと思いますが、車の利用シーンも具体的に想定しながら検討することをおすすめします。
出典
トヨタ自動車株式会社 ヴォクシー 価格・グレード
トヨタ自動車株式会社 ノア 価格・グレード
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
