ベルギー代表、終盤のオウンゴールでEURO敗退…主将デ・ブライネ「プランはうまく実行できていた」

写真:ベルギー代表はフランス代表に敗れてベスト16での敗退となった ©Getty Images

ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが敗北したフランス代表戦を振り返り、悔しさを口にした。UEFA公式サイト『UEFA.com』が伝えている。

ベルギー代表は、現地時間7月1日にUEFA EURO 2024(ユーロ2024)ラウンド16のフランス代表戦に臨んだ。ベルギー代表は85分、フランス代表FWランダル・コロ・ムアニがボックス内でボールを収め、マークされながらもターンしてボールを蹴る。ボールはベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲンの足に当たってゴールに。ベルギー代表はこのオウンゴールが決勝点となってフランス代表に敗れた。

この試合、デ・ブライネは幾度もチャンスを演出していた。24分、フリーキックというチャンスでゴール枠内に蹴り込むが、フランス代表GKマイク・メニャンが足でセーブして得点とはならず。61分にベルギー代表MFヤニック・カラスコへのスルーパスで決定機を演出。83分には、デ・ブライネがボックス手前からシュートを放つも、メニャンのセーブで得点とはならなかった。

デ・ブライネは、この敗戦を振り返って「残念だ」と悔しさを口にした。

「僕たちにはプランがあったし、そのプランをうまく実行できていた。フランス代表の実力なら、彼らがボールを保持するとは分かっていた。僕たちも多くはなかったけどチャンスを作ることができていた。先制を許してからは対応する時間がなかった」

「勝つためにできることはすべてやろうとした。僕がチャンスを決めきれなかったのは残念だけど、今日は普段よりも守備的な位置でプレーしてチームに貢献しようとベストを尽くした。望んでいた結果ではない。優勝候補の1つではなかったとはいえ、スロバキア代表戦で敗れたせいで士気が下がってしまったと思う」

また、デ・ブライネは自身の代表引退について「まだそれについて考えるときじゃない。いまはこの敗戦を受け止める時間がほしい」と、ベルギーメディア『HLN』に対して語った。

© 株式会社SPOTV JAPAN