キノコのシーズン到来、雲南省の取引センターに266種類ずらり―中国

年に一度の「キノコのシーズン」が今年もやって来た。

年に一度の「キノコのシーズン」が今年もやって来た。「野生キノコ王国」としての雲南省では、キノコは絶対に逃してはならない旬のグルメだ。人民網が伝えた。

毎年5月から9月にかけては、野生キノコがたくさん市場に出回る繁忙期で、雲南省昆明市にある雲南木水花野生キノコ取引センターには、各種類の野生キノコが所狭しと並んでおり、全国各地から来たバイヤーがここで取り引きを行っている。ここは人々が旬を求めて訪れる人気スポットとなっている。

同センターの関係者は「現在、当センターで販売取引される野生キノコは266種類に上る。ここ数日、1日の取引量は450トン前後に達し、高価の干巴菌と松茸を除けば、その他のよくあるキノコの値段は相対的に安定している」と説明した。

野生キノコを買う時は、ちょっとしたコツが必要で、それを知らないと新鮮な野生キノコを確実に手に入れることはできない。一般的には色、光沢、軸の硬さなどを細かく見て、鮮度を見極める。軸が硬いのは、収穫されてからそれほど時間が経っていないことを示す。収穫から長い時間がたったキノコは軸がふにゃふにゃしている。色がくすんで光沢が低いキノコは、一般的に新鮮でない。

ただ、野生キノコはおいしいが、見分ける目も必要で、よくわからないキノコを収穫、販売、購入、食用してはいけない。調理では和え物やバーベキューは避け、しっかり火を通してから食べる。食べた後は、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、幻覚、幻聴などの食中毒が疑われる反応があれば、直ちに医療機関を受診するべきだ。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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