第8回中国・ユーラシア博閉幕 契約総額6100億元超

第8回中国・ユーラシア博閉幕 契約総額6100億元超

6月26日、第8回中国・ユーラシア博覧会の航空宇宙大手・中国航天科技集団ブースで、「YF-102」ロケットエンジンを見る来場者。(ウルムチ=新華社記者/王菲)

 【新華社ウルムチ7月2日】中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市で6月30日、第8回中国・ユーラシア博覧会が閉幕した。期間中の契約総額が6100億元(1元=約22円)を超えた。新エネルギー・新素材、電子情報技術、石炭化学工業、繊維・アパレル、貿易・物流などの分野で360件以上の協力プロジェクトが締結された。

 50の国・地域、国際機関の代表者が集まり、6千種類以上の製品が展示された。六つのフォーラムを含むサイドイベントも開催された。

 今年は展示面積が14万平方メートルに達し、投資協力、国際展示、特殊産業、設備製造の四つの主要展示ゾーンで構成された。

 過去7回で70を超える国と地域から1万2200社余りが出展し、216万人の来場者があった。

 新疆ウイグル自治区は対外開放に向けた幅広い取り組みに力を入れている。過去10年間に「一帯一路」協力で、新疆は192の国・地域と経済・貿易協力を進め、51の国際姉妹都市関係を結び、19カ国23都市との航空便の接続を実現した。同博覧会は2011年にウルムチで初めて開催され、質の高い「一帯一路」協力の重要なプラットフォームとなっている。

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